『しんどい』

 嫌な事が続くと、正直しんどいですね。

 この言葉は以前にご紹介した『エライ』 と同じニュアンスを含みます。そのため『しんどい』 と表現できる場面で『エライ』 と言うこともできます。

 ただ、『しんどい』 のほうが『エライ』よりも全国的に有名な関西弁かもしれません。

 というのは、過去にKinKi Kidsの堂本剛さんが司会を務めたテレビ番組 『堂本剛の正直しんどい』が、高視聴率をキープしていました。

この番組は2002年10月~2009年10月までテレビ朝日で放送されており、深夜枠でありながら視聴率5%を超えていました。

当時、深夜枠で視聴率5%を超えたテレビ番組は、他局では有数です。

番組が終わってから10年以上が経ちますが、当時それを視聴していた皆さんは「しんどい」という言葉の意味を十分に理解されているはず。

そんなわけで、全国的に有名と思われる関西弁『しんどい』を改めて解説します。

『しんどい』 の京都弁アクセントは 『LLHL』 と、後ろの方が上がって、最後は下がります。

しんどい

【意味】 疲れている、くたびれている、具合が悪い、辛い、苦しい、面倒だ

アクセントは以下の通りです。(H:高い音  L:低い音)
※こちらは京阪式アクセントです。地域によって異なることがあるので、参考程度にされてください。

LLHL
しんどい

【例文】

HLLL HH LLHLLLHL、LL HLLL LLHL
けいこは、そら しんどかったけど、エエ ぶたいに なったわ。
(稽古は、それは辛かったけど、良い舞台になったよ。)

LHL HHHLL、LLHLL
なんや しらんけど、しんどいわ。
(何かよく分からないけど、面倒だ。)

 最後に、大阪のおっちゃんによる関西弁アクセントの解説動画をご紹介します。(出典:【関西弁講座】 大阪おっちゃんねる)

 ここでは四文字形容詞の関西弁アクセントを説明しています。 『しんどい』のアクセントは 2:15 ~ 3:04 の間で解説しています。

 動画で解説されている通り、基本的に関西弁の四文字形容詞のアクセントは最初の二文字が高く、後ろの二文字が低くなります。

 そんな中、ここで紹介している 『 しんどい (LLHL) 』 は三文字目だけが上がるので、基本からは外れます。

ちなみに、他の例では 『 おいしい (LLHL) 』 があります。

ほな、またね☆彡

Kikujiro

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【参考文献】
「京ことばの辞典」大原穣子 研究社
「新版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」 京都商工会議所 淡交社


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