疑問文の作り方

【写真】セーヌ川(パリ)

 今回はフランス語の疑問文の作り方を解説します。

 英語で疑問文を作る場合は主語と動詞を入れ替えたりします。フランス語でも同じような構文がありますが、それは実生活ではあまり使われていません。

 結論から言うと、疑問文の作り方は主に3パターンあります。今回の記事はフランスの友人にしっかりと取材しましたから、安心してお読みください。(毎回それなりに取材はしていますよ。)

 ちなみに、例題の肯定文は以下のものとします。

【例題(肯定文)】

 C’est un crayon.
 (This is a pencil.)
 (これは鉛筆です。)

 「・・・そんなん見たら分かるわ!!」

 ・・・というツッコミはごもっともです。とにかく優しい表現にしようとしたら、却って非現実的な文章になってしまいました。今回はご免被って、早速3パターンの疑問文の作り方を見ていきましょう。疑問文なので、どれも語尾にはクエスチョンマーク(?)が付きます。

 

 1.語尾を上げる

 C’est un crayon?
 (セタン クレヨン?)

 これが一番使いやすいようです。当然ですよね。なぜなら、文章は肯定文のまま使えて、疑問文のために構文を変える手間が要らないので。会話のときは語尾を上げて話せばOKです。

 

 2.始めに Est-ce que(エスク)を付ける

 Est-ce que c’est un crayon?
 (エスク セタン クレヨン?)

 これもそこそこ使いやすい形です。なぜなら、肯定文のはじめにEst-ce que(エスク)をつければイイだけで、そこまで手間は掛からないので。

 

 3.主語と動詞を逆さまにする

 Est-ce un crayon?
 (エス アン クレヨン?)

 この言い方は普段はあまり使われないようです。イチイチ語順転換して話すと、頭で考えたり、発音を変えたりしなければならなくなり、面倒が生じますから。
 ただ、始めに語順転換があると「これは疑問文だ!」というのがそこで分かるので、文書などの書き言葉にはある程度向いています。ちなみにEst-ce の 「 – 」(ハイフン)は、語順転換を表します。
 他のパターンでも同様です。例えば、Êtes-vous Japonais?(あなたは日本人ですか?)の “Êtes-vous” は、vous êtes(あなたは~です)の語順転換です。

続いて、例文をいくつか挙げます。

 

【例文】

これは学校ですか?

 C’est une école?

 Est-ce que c’est une école?

 Est-ce une école?


はい、これは学校です。

 Oui, c’est une école.

 

これは本ですか?

 C’est un livre?

 Est-ce que c’est un livre?

 Est-ce un livre?


いいえ、これは(写真の)アルバムです。

 Non, c’est un album de photos.

 

疑問文の作り方には慣れてきましたが、説明不足が多々あります。

【置き去りにした問題】
 ・男性名詞と女性名詞によって変化する冠詞の法則
 ・否定文および否定疑問文の作り方

 ・これは(あれは、それは)~ですか?以外のパターンの疑問文
 (例)
  ・これは(あれは、それは)何ですか?
  ・これは(あれは、それは)どこですか?
  ・あれは(それは)だれですか?
  ・それはいつですか?
  ・それはなぜですか?
  ・あなたは~しますか?
  ・あなたは~しましたか?  ・・・など。

 

 これらは次の機会に少しずつ説明いたします。

Au revoir!(ほな、またね!)

Kikujiro

 

【参考文献】
仏検公式基本語辞典 3級4級5級 フランス語教育振興協会
世界一簡単なフランス語の本:中条省平 幻冬舎新書


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