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『なんや 知らんけど』

【永観堂(晩秋)(京都市左京区)】

 世の中、知らないことが多いですね。

 ある事を知ったつもりでいても、
 本質の部分までは深く知らなかったりします。

 自分にとって当たり前の事が、
 他人にとってもそうとは限りません。(←当然だろう)

 「常識」は「自分にとっての当たり前」という解釈もあります。

 そんなわけで、上から目線でマウントを取るのではなく、
 自分の無知と無責任を表明する意味で使えそうな言葉はコレです。
 ※筆者の感想に過ぎません。

なんや知らんけど

【意味】なにか分からないけど

アクセントは以下の通りです。(H:高音 L:低音)
※アクセントには個人差や地域差があります。

LHL、HHHLL
なんや、知らんけど

【例文】 (アクセントは参考程度にされてください。)

LHL HHHLL、LLHLL。
なんや 知らんけど、しんどいわ。

HH LLH 、 LLH LHL!HHHLL
この おみせ、めっちゃ エエで!知らんけど

 最後に『なんや知らんけど』に関連した内容で『知らんけど』について、大阪のおっちゃんによる解説動画【関西弁講座-大阪おっちゃんねる- 】をご紹介します。

 地域差、個人差はありますが、『知らんけど』は関西地域ではよく使われます。

 

 

『知らんけど』は関西人めっちゃよく使う!覚えておくとマジでエエ思いますわ!
 知りませんけど!・・・すみません、ちょっとテンションおかしいですね。

 HHLL、平常心に戻ります。

 そして、おっちゃんが言っている通り、「知らんけど」を使う場面や相手などには十分にご注意ください。

ほな、おおきに。

Kikujiro

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【参考文献】
「京ことばの辞典」大原穣子 研究社

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