ALL of Me

シャルロットオースチン
【写真】シャルロット・オースチン -イギリスの薔薇-
(黄色い薔薇の花言葉:献身、美、爽やか、あなたに恋している、嫉妬)

 

 今回はジャズスタンダードの13曲目をご紹介します。

 All of Meはジェラルド・マークスとセイモア・シモンによって作られました(1931年)。 ビリー・ホリディなどの歌手が歌い、多くのジャズミュージシャンたちによって好んで演奏され、ジャズスタンダード楽曲になりました。使うコードは12個。わりと少なく、ジャズスタンダードの中ではシンプルな方です。そんなわけで、この楽曲には自由にアドリブができる楽しさがあります。

 英語詞について言うと、始めの why not~ には「どうして~なの?」という、理由を問い詰めるようなニュアンスがあります。一方、最後の why not~には「~したらどうなの?」という提案のニュアンスがあります。同じ言葉でも文脈や雰囲気によってニュアンスが変わるわけですね。この機微を感じ取れないことを日本語では「野暮」と言います(余談)。まずは歌詞をご覧ください。

 

All of Me

Lyrics & Music:Gerald Marks & Seymour Simons

 

All of me, why not take all of me?
(ボクの全てを、どうして奪わないの?)

Can’t you see I’m no good without you?
(ボクは君と一緒じゃなきゃダメだってこと、分からないの?)

Take my lips, I want to lose them.
(唇を持って行ってよ、奪われたいから。)

Take my arms, I’ll never use them.
(両腕を持って行ってよ、決して使わないから。)

Your good-bye left me with eyes that cry.
(君のサヨナラはボクを置き去りにした。その泣き顔と共に。)

How can I go on, dear, without you?
(ねぇ、ボクは君なしでどうしたらいいの?)

You took the part that once was my heart.
(君は、かつてのボクの心を奪った。)

So why not take all of me?
(だから、ボクの全てを奪ったらどうなの?)

 

 続いては楽曲をご紹介します。アコースティックなサウンドが好きな御方にオススメ。ジプシー・ジャズによるカバー曲です。

▼ジプシー・ジャズ(トリオ)▼

  

ほな、おおきに。

Kikujiro

 


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