不定詞の用法

 不定詞は、to + 動詞 以降の句を、名詞、副詞、形容詞のいずれかで機能させるものです。

 つまり、不定詞の用法は3つあります。

【不定詞の条件】

  ① 動詞は原形で表す

  ② 動詞は to の後ろに付く

【例題】

(1)名詞用法: Have you never tried to find a comfort from inside you? は以下のように解釈できます。

・Have you never tried ~? = あなたは試したことがないの?
 (動詞=tried)

・to find a comfort from inside you =心からの充足感を見つけることを
 (目的語)

 目的語は動詞の対象となる言葉です。

 このように to + 不定詞~ の文が目的語になる場合、その不定詞は名詞用法となります。ここでは、to find~ は名詞句になります。

 

(2)副詞用法: Have you never been happy just to hear your song? は以下のように解釈できます。

・Have you never been happy (?)
 = あなたは愉快になったことはないの(?)
 (動詞+形容詞 = been+happy)

・just to hear your song = ただあなたの歌を聞いて
 (=ただあなたの(好きな)歌を口ずさんで)(副詞)

 副詞は、動詞または形容詞を修飾する言葉です。

 ここでは『口ずさんで』が『愉快になる(動詞+形容詞)』を修飾します。

 このように、 to + 不定詞~ の文が動詞または形容詞を修飾する場合、その不定詞は副詞用法となります。ここでは、to hear ~ は副詞句になります。

 ちなみに、hear your songを直訳すると『あなたの歌を聞く』となりますが、その日本語はこの文脈では不自然なので『あなたの歌を口ずさむ』と意訳しています。

 

(3)形容詞用法: You need someone to take your hand は以下のように解釈できます。

・You need someone=あなたは誰かを必要とする
 (主語=You、動詞=need、名詞=someone)

・to take your hand=あなたの手を取って支えるための(形容詞)

 形容詞は名詞を修飾する言葉です。

 この文では to take your handの一節が形容詞の働きをして、名詞の someone に掛かっています。

 このように、 to + 不定詞~ の文が名詞を修飾する場合、その不定詞は形容詞用法となります。ここでは、to take~ は形容詞句になります。

 以上、不定詞の用法3つ(名詞、副詞、形容詞)をご紹介しました。
 不定詞は英語の基本なので是非とも覚えておきましょう。

【復習】

① I like to play soccer.
 (私はサッカーをするのが好きです。[名詞用法])

② I came directly to meet you.
 (あなたに会うために駆け付けてきた。[副詞用法])

③ I want something to drink.
 (何か飲み物がほしい。[形容詞用法])

 ※②を使う場面は、例えば、意中の相手に約束も無く会いに行ったとき。

 また、例文(1)~(3)の英語はある有名な楽曲からの抜粋となります。
 元ネタを知りたい御方は下記をクリックしてください。

Have you never been mellow?

ほな、おおきに。

Kikujiro

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