フランス語の読み方

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フランス語の読み方には法則があります。

 これは英語に比べると大変ありがたいことです。
 (英語を悪く言うわけではありませんが)

 例えば、apple(アップル)、aim(エイム)、April(エイプリル)・・・と、英語の “a” は「ア」「エ」「エイ」など読み方がたくさんあります。

 また、idea(アイデア)、iron(アイロン)、image(イメジ)を見ても、「i」は「アイ」とも「イ」とも読みます(どのパターンで読むのかも不明)。

 フランス語の「eau」は「オ」と読みます。これに関連する単語の例を挙げると、gâteau(ギャト:洋菓子)、oiseau(ワゾ:鳥)、bateau(バト:船)など、基本的に「eau」は「オ」という母音で読みます!合理的ですね!

 というわけで、フランス語の読み方の法則を以下に記載します。

1. 語尾にある単独子音と母音の e は発音しない

・est ⇒ e(エ)
 ※ s , t は、それぞれ子音なので読まない。
・le(英語の the にあたる定冠詞『その』)⇒(ル)
・ce(英語の it にあたる代名詞『それ』)⇒(ス)
・ne(英語の not にあたる副詞、『~ない』)⇒(ヌ)
・de(英語の of にあたる前置詞、『~の』 )⇒(ドゥ)
・et(英語のandにあたる接続詞)⇒(エ)

2. フランス語の母音は基本的にローマ字読み

・a = ア i = イ e= エ o = オ 但し、u = ユ 
・ou = ウ

・アルファベットの上につく記号 ^ は、発音上は無視してOK。
・ ^ をフランス語ではアクサン(アクセント記号)と呼ぶ。
・ch は2文字で子音1つの扱い=『シュ』(必ずこう発音する)。
 (例)Robuchon ⇒正しい発音は『ロビュション』

3. e の特徴

・e = エ
(例)
 ・merci(ありがとう)=メゥスィ
 ・éのようにアクサンが付いた e は全て、『エ』と発音する。
 ・音節の切れ目にある e は読まない
 (音節=母音 or 子音プラス母音)
 ① Paris = Pa + ris(2音節)
 ② chanson = chan + son(2音節)
 ③ Lelouch = Le + louch(2音節)
 ※③では、eは語尾にあるときと同様、軽い『ウ』になって消える。
 そのため、読みは『ルルシュ』となる。

4. フランス語独特のつづり字

・ai, ei=『エ』
・au, eau=『オ』
・eu=『ウ』
・oi=『ワ』

(例)
 ・café au lait ⇒カフェ・オ・レ
 『レ』は牛乳のこと。『オ・レ』で『牛乳の入った』
 ・Baudelaire = Bau + de + lai + re =ボ +ドゥ + レー + ル
 ・Seine = Sei + ne =セ + ヌ
 ・merci beaucoup = メゥスィ・ボク(どうもありがとう)
 ・eau de toilette =オ・ドゥ・トゥワレトゥ
 (toilette=身だしなみ)
 ・bourgeois(発音は『ブルジュワ』)

5. 鼻母音

・an(am), en(em)=『アン』
(例)
 ・enfant (子供)
 ・restaurant = res + tau + rant
 ※子音が2つ続くとき、通常はその間が音節の切れ目になる)

・in(im), un, ain(ein)=『アン』
(例)
 ・gratin = グラタン(料理)
 ・printemps= プランタン(春)
 ・pain = パン
 ・un, deux, trois =1,2,3(アン、ドゥ、トゥルワ)

6. フランス語特有の響きを持つ子音 r

 r=フランス語では『エル』と発音。※発音記号 [εr]

7. フランス語特有の響きを持つ子音 s

(例)croissant(クロワッサン(フランス独特のパン))←音楽のクレッシェンド、三日月のクレセントと同じ語源。
 ↑ s の子音は母音に挟まれると『ズ』の音になるが、この場合はssなので発音は『クルワザン』ではなく、『クルワサン』となる。
(例)maison=メゾン
 ↑日本では時々アパートやマンションの意味で使われる単語。フランスでは『家』を意味する。『s』が母音に挟まれて『ズ』と濁る。
(例)resume=レズュメ(要約、まとめ )

8. 子音が2つ重なっても発音は1音

(例)
・Belleville ⇒「ベルヴィル」(ベルルヴィルルにはならない)
・Pierre⇒「ピエル」
・Philippe⇒「フィリプ」
・Bourgogne⇒「ブルゴニュ」(お酒)
・Champagne⇒「シャンパニュ」(お酒)
・Cognac⇒「コニャク」(お酒)

9. 語尾の c, r, f, l は読むことが多い
  ⇒ careful で憶える

(例)
・Renoir ⇒ルヌワル (フランス印象派の画家の姓、日本では喫茶店の名店)
・Piaf ⇒ピアフ(フランスの国民的女性歌手)
・Pascal ⇒パスカル
・Stendhal⇒スタンダル
・Claudel⇒クロデル

10. h は常に全く読まず

(例)
・Hermès ⇒ エルメス (スカーフで有名なブランド。ギリシア神話の知の神様『ヘルメス』から来ている固有名詞。語尾の s は発音する。)
・thé au lait ⇒ テ・オ・レ(ミルクティー)

11. c は “k” と “s” の2通り

 c は、ca cu co のときは、『カ』『キュ』『コ』と k の音。ce  ciのときは『サ』『ス』『スィ』のように s の音。
(例)
 ・cacao ⇒ カカオ(ココア)
 ・cuisine ⇒ キュイズィヌ(料理)
 ・conversation ⇒ コンヴェルサスィオン(会話)
 ・médecin ⇒ メドゥサン(医者)
 ・France ⇒ フランス
 ・cinéma ⇒ スィネマ(映画)

12. ç は必ず『ス』と読む!

・François ⇒フランソワ(男子の名前)

13. フランス語の qu は k と全く同じ発音

・question ⇒ケスティオン
・qualité ⇒カリテ

14. 『とらばーゆ』の語尾はail

・つづり字 travail(トゥラヴァユ)の ailを『アユ』と読むことが多い。
・宮殿で有名な地名のヴェルサイユ Versailles(ヴェルサユ)
 ※語尾のesも決して読まない。
・エロティシズムの哲学で有名な文学者のバタイユ Bataille(バタユ)

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ほな、またね!(Merci, au revoir!)

Kikujiro

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