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『けったい』『たいがい』

【方丈庭園(東福寺)(京都市東山区)】

 「けったい」と「たいがい」の意味は対照的であったり、そうでなかったりします。いずれも、人、物、どちらに対しても使われます。

けっHLL

【意味】変な、おかしな、奇妙な

LLHL

【意味】ふつう、たいてい、ほどほどに

【例】

・おかあちゃん、けっHLLなパーマあててきゃはった。
(お母さんが変なパーマをかけてきた。)

・弁当箱のフタを開けたら、けっHLLなおかずが入っていた。

けっHLLなこと言う人やな。

LLHLの家庭にはテレビがある。

LLHLのサラリーマンは日勤である。

・残業はLLHLにしときや。
(残業はほどほどにしなさい。)

 ちなみに上記の『たいがい』を漢字にすると『大概』になります。
これが『大害(たいがい)』になると、大きな災いという意味になります。
(これは京ことばではありませんが)

「あの火災は大害になった」「大概の火災は大害に繋がる」などの表現は可能です。

 また、京都弁で「たいがいにしておくれやす」と言うと、「いいかげんにしてください」という意味になります。

 言葉はやんわりとしていますが、内心は穏やかではないので、このように言われたときはご注意ください。雰囲気で何となく怒ってはるのは分かると思いますけど。

 最後に「けったい」についての解説動画をご紹介します。

 

【関西弁講座】けったい(大阪おっちゃんねるより)

 

ほな、おおきに。

Kikujiro

関連記事:『そない』を見る

【本記事の参考文献】
「もっと!もっと!京ことば」 <春> <秋>
「京ことばの辞典」大原穣子 研究社

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