『ぼちぼち』

【東寺(京都市南区)】

こちらも有名な京ことば・・・というより関西弁です。
この言葉にはいくつかの意味があります。

ぼちぼち

【意味】①そろそろ ②まずまず ③少しずつ、ゆっくり

【例文】(H:高音 L:低音)
①そろそろ
 もうHHLL始めよか。(もうそろそろ始めようか。)

②まずまず
 A:どうどすか?(景気はどうですか?)
 B:LLHLですわ。(まずまずですね。)

③少しずつ、ゆっくり
 LLHLやっていこや。(少しずつやって行こうよ。)

 例文に記載の通り「ぼちぼち」は発音によってニュアンスが変わる関西弁となります。※個人差はあります。

HHLL行こか」 → 「そろそろ行こうか」

LLHL進めよか」→「少しずつ進めようか」

 ややこしい話ですが、進行中の仕事を「少しずつ進めよう」と言いたいのに「HHLL進めよか」と言ってしまうと、自分の意思とは裏腹に、相手にとっては「ちょっと本腰入れてテキパキと仕事をやろうか」みたいなニュアンスに取れてしまいます。

「ぼちぼち」のアクセントはてれこにならぬよう、ご注意ください。

 イントネーションも含めた解説については、大阪のおっちゃん(大阪おっちゃんねるさん)の動画を参考にされてみてください。
言葉の意味も含めて、分かりやすく説明されております

▼「ぼちぼち」2つのニュアンス▼

ほな、おおきに。

Kikujiro

関連記事:『てれこ』
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【本記事の参考文献】
「もっと!もっと!京ことば」 <冬>
「京ことばの辞典」大原穣子 研究社

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