『おおきに』

しょう(銀閣寺)(京都市左京区)】

 「おおきに」は広く知られている京ことば・・・主に京阪地域で使われています。それと同時に、キョそこまで使われていません。

 また、実際のところ「おおきに」には「ありがとう」以外の意味や使い方がありますが、関西人の中でもあまり知られていないようなのでここで解説いたします。

【アクセント】高音:H 低音:L

 

LLHL

【意味】
①大変、本当に
 ※感謝を述べる『おおきに』は、『おおきに ありがとうございます(大変ありがとうございます)』の略。
②またね、失礼します。
 ※別れ際に言う『おおきに』は、『またね、失礼します』の意味。
③どうも。
 ※畳語で言う『おおきにおおきに』は、関東弁の『どうもどうも』と同じ意味。
 ※『おおきに はばかりさん』は、『どうもご苦労様』 『どうもありがとう』の意味。

【参考動画】あまり知られていない「おおきに」の意味

 例えば、京都の老舗漬物屋などに行きますと、買い物をしてお店を出るとき、店員さんから「ありがとうございました!おおきに!」とか「おおきに!ありがとうございます!」などと言われたりします。
 一方、お店に入るときは「おこしやす」と言われたりします。

 ここで断言を回避したのは、お店によって差があるからです。
 ただ、商品やメニューのジャンルというより、長く続いている「老舗のお店」では「おおきに」を言われる確率は高いです。

ほな、おおきに。(それでは、またね。)

Kikujiro

関連記事:『おこしやす』
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【本記事の参考文献】
「もっと!もっと!京ことば」 <秋>
「京ことばの辞典」大原穣子 研究社

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