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金融リテラシーのテスト⑥(最終回)

 今回は金融リテラシーのテスト第6回。これが最終回です。

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 ※事の背景は第1回に記述しています。

今回のテーマ
「金融トラブル」

 テストは3択の全10問です。早ければ1分で終わります(!?)
 今回は以下の内容から出題しています。

 

金融リテラシー
テスト⑥

問1

「マルチ商法(連鎖販売取引)」を説明しているのはどれか?

(1) 将来の売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引
(2) 商品やサービスを契約して、次は自分が買い手を勧誘して、販売組織を拡大させていく取引
(3) 上場企業の関係者などが重要事実を利用して自社の株などを売買すること

問2

「バイナリーオプション取引」について正しい記述はどれか?

(1) 取引と仕組み、どちらも簡潔
(2) 知識や経験が不要でリスクの低い取引
(3)「絶対に簡単に儲かる」と言って、その分析ツールが入ったUSBを販売する詐欺がある。

問3

昨今、バイナリーオプション取引以外で「絶対に儲かる」と言って勧誘されるケースがよくある詐欺はどれか?

(1) 暗号資産(仮想通貨)、海外事業者への投資など
(2) ハチの巣のエキスなどで作ったとされる高額な健康食品によるマルチ商法
(3)「使っても減らないお金」と称し疑似通貨「円天」を発行

問4

勧誘され、投資したところ、「多額の損失が発生した」「業者と連絡が付かなくなった」といったトラブルが起きている。トラブルの多くは、国に登録していない無登録業者との間で生じている。
これが違反している法律はどれか?

(1) マルチ商法
(2) 金融商品取引法
(3) 金融商品販売法

問5

金融トラブルの内容について、誤っているものはどれか?

(1) 個人を装った闇金業者によって、違法な高金利での貸し付けが行なわれたり、個人情報が悪用され、犯罪被害やトラブルに巻き込まれることがある。
(2) ネットの掲示板サイトを通じて「お金を貸します!審査不要!」を決まり文句とする融資のトラブルが増加している。
(3) SNSを通じたお金の貸し借りはトラブルが少ない。

問6

「多重債務」を説明しているのはどれか?

(1) 複数の金融業者から多額の借金をして返済できない状態
(2) 資金の借り入れと返済を繰り返しながらかろうじて操業を続けている状態
(3) 精神的あるいは肉体的に全身が傷だらけの状態

問7

「多重債務」を回避するための要点として、適切なものはどれか?

(1) 連帯保証人になる
(2) 高金利の借金をする
(3) 収入の範囲内で生活する

問8

金融トラブルを回避するための要点として、不適切なものはどれか?

(1)「おいしい話」には警戒する。
   ※「ローリスク・ハイリターン」は世の中にあり得ない。
(2) 向こうから近寄って来てもハッキリと断る。
   ※「今だけ」「あなただけ」には要注意。
(3) 法律の規制や新たな犯罪の手口などについて、日頃から情報を収集し、正しい知識を身に付ける必要はない。

問9

金融トラブルに遭ってしまった場合の説明について、誤っているものはどれか?

(1) 未成年の場合、親権者の同意を得ないで行なった契約は取り消すことができる。※「民法」が適用
(2) 成人になると自分一人で契約ができる。一方、悪質な業者との契約については法律に準拠し、取り消し・無効化・クーリング・オフ制度が利用できる場合がある。
(3) 通信販売は、特定商取引法によるクーリング・オフの対象となる。※但し、事業者は返品条件の表示が必要。

問10

金融トラブルに遭ったときや、疑問に思ったり、困ったりしたときの対処法として、適切なものはどれか?

(1) 契約後の取り消しや解約は不可能なので諦める。
(2) 188番(いやや)に電話して、 消費者ホットラインに消費生活センターの相談窓口を案内してもらう。
(3) 周囲の誰にも頼ることなく、自分一人の力で解決を図る。

結果

得点: / 100

設問正答得点
問1(2)score1
問2(3)score2
問3(1)score3
問4(2)score4
問5(3)score5
問6(1)score6
問7(3)score7
問8(3)score8
問9(3)score9
問10(2)score10

【参考文献】

【生徒用】高校生のための金融リテラシー講座 ⑥「金融トラブル」(金融庁)

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