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何かを丁寧に頼むとき

 英語で頼み事をするとき、文頭にpleaseを付けると丁寧に見えますが、

 実際には「please + 動詞」は一方的で命令口調に聞こえてしまいます。

 また、相手に選択肢や断る余裕を与えないような言い方になり、上から目線のニュアンスも出てしまいます。


 そのため、特に目上の方には「please + 動詞」を使わないほうが無難です。
 ※以下のような決まったフレーズは丁寧です。

 Please help yourself.(ご自由にどうぞ。)
 Please go ahead.(お先にどうぞ。)

 一方、Can you~? Will you~?という尋ね方には断る余裕を与えているので丁寧に見えます。ふたつの違いは以下の通りです。

 can、could:可能かどうかを聞く
 will、would:意志があるかどうかを聞く


 Can you~? Will you~?は、日本語だと「~してくれる?」のようなニュアンスになるので少々一方的に聞こえます。

 canの代わりにcould、willの代わりにwouldを使うと、Could you~? Would you~?「~してもらえますか?」というニュアンスになり、丁寧に聞こえます。

 さらに丁寧にすると、Could you please~? Would you please~?(~していただけますか?)となります。

 このように、文言が長くなるほど敬語の度合いが高まると理解していただいて構いません。

 Could you~?とWould you~?を比較すると、断りやすさが多少残っているほうの Could you~?のほうが配慮のある尋ね方と言えます。

 一方、Could you please~? と Would you please~?の二つを比較すると、丁寧度のレベルはどちらも同程度となります。

 以下のように wouldとcould を併用した文言はとても丁寧な表現になります。

 It would be helpful if you could reply to me by tomorrow.
 (明日までに返事をいただけると助かります。)

 We would greatly appreciate it if you could offer the new product at a reasonable price.
 (新製品を適正価格で提示していただけますと大変ありがたく存じます。)

 

 Wouldを用いたもう一つの表現として以下のものがあります。

 Would you mind~?(~していただけますか?)

 これは依頼をしたり、許可をお願いするときに使える丁寧な表現です。

 直訳すると、「~することについて気になりますか?」となりますが、回答の仕方には注意が必要です。

 例えば、Would you mind turning the light off?(電灯を消したら気になりますか?)のように聞かれたとき、依頼されていることに対して同意・肯定する意味でYes、Sureなどと回答すると、Yes, I mind.(はい、気になります。)という意味になります。

 この場合、「かまいませんよ。」と答えたいときは、No, I don’t mind.が正しい回答になります。

 もし返事の仕方に迷ったら、誤解の無いように Yes や No を使わず、以下のような表現で答えると無難です。

 I don’t mind at all.(全然構いませんよ。)
 Please go ahead.(どうぞ。)


ほな、また!(See you next time!)

Kikujiro

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