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「無生物主語」で話す

【2024年2月2日更新】

 ※音声はGoogle Chromeにて再生可能

 「英語を滑らかに話すポイント」という記事の中で、
 you, they, weなどを主語にすると文章を組み立てやすいと述べました。

 しかし、それでは上手くいかない場合もあります。

 例えば、「勉強すると頭痛を起こすことがある。」を英語で言うとき、
 AとB、どちらが簡潔に伝わるのでしょうか?

 A: I get a headache sometimes when studying.

 B: Studying gives me a headache sometimes.

 英語のネイティブスピーカーにアンケートしたところ、
 Bのほうが簡潔で分かりやすいという意見が多数でした。

 理由としては、Aは7語で接続詞が有り、Bは6語で接続詞が無し。
 よって、Bの文章のほうが短く、構造が簡単なためと思われます。

 Studying(勉強)は「無生物主語」です。
 要するに、人以外の物事が主語です。

 文章は、人以外の物事を主語にしたほうが相手に伝わり易い場合があります。

 というわけで、ここでは「無生物主語」を使った例文をご紹介します。

 「無生物主語」の表現

【例文】

How did your presentation go?

(プレゼンはどうでしたか?)

This guide book says that Kyoto has 17 of World Heritage Sites.

(この案内書には、京都には17の世界遺産があると書いてある。)

His performance was broadcast on YouTube.

(彼の演技はユーチューブで流れた。)

This song gets me feeling good.

(この曲を聴くと気分が上がる。)

Your words encouraged me.

(あなたの言葉で元気が出た。)

His imagination is running wild.

(彼は思い込みが激しい。)

Fear is the path to the dark side.

(恐れは暗黒面への道である。)
※STARWARS-episodeⅠ-より

Dark side clouds everything.

(暗黒面は全てを曇らせる。)
※STARWARS-episodeⅡ-より

It went completely out of my head.

(すっかり忘れていました。)

Driving through the city is just awful sometimes.

(市内を車で抜けるのは本当に大変なときがあります。)

Honesty is the best policy.

(誠実さが最善策だ。)

Hard work has made him famous.

(一生懸命やって彼は有名になった。)

Age doesn’t matter for marriage.

(結婚に年齢は関係ない。)

Anger is a waste of time and energy.

(怒りは時間とエネルギーの無駄である。)

Money doesn’t grow on trees.

(金の成る木はない。)
※ことわざ

Misery loves company.

(不幸は道連れを欲しがる。)
※ことわざ

Hanger is the best sauce.

(空腹は最上のソースである。)
※ことわざ

Good fences make good neighbors.

(親しき中にも礼儀あり。)
※ことわざ

Old habits die hard.

(身に付いた習慣はなかなか取れない。)
※ことわざ

Every cloud has a silver lining.

(どんなに悪い状況でもどこかに希望はある。)
※ことわざ

The moment is just around the corner.

(いよいよだね。)

English study makes a big difference.

(英語学習は大きな変化をもたらす。)

 

【問題】次の()内に入る適切な語句を選んでください。

問1.How’s ( ) going?
(調子はどう?)

 you one she it

 

問2.( ) speak louder than words.-proverb-
(口先よりも実践が大事。-ことわざ-)

 I Act Actions Action

 

【解答】

問1.it 問2.Actions

 

Kikujiro

 

【参考文献】
 究極のイギリス英語リスニング Standard(アルク)
 スピーキング ”瞬発力” クイズ80 横山カズ(IBCパブリッシング)
 Inspirational Proverbs and Sayings Rebecca Milner(IBCパブリッシング)
『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ!!(集英社)  

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形式主語 it で話す

【2024年1月11日更新】

 ※音声はGoogle Chromeにて再生可能

 英語には「形式主語」と呼ばれる特別な主語があります。

 これは人称代名詞の “it” を使って、後続する語句を指します。

 これによって文章を簡潔にし、情報を伝わりやすくすることができます。

 また、形式主語の “it” を「それは」と日本語訳すると不適切な表現になってしまうのでご注意ください。以下に例文を示します。

(1)to 不定詞を代表する形式主語

It takes courage to change people’s heart.

 (=Changing people’s heart takes courage.)

(人々の心を変えるには勇気が要る。)

It‘s not easy to stick your belief forever.

 (=Sticking your belief forever is not easy.)

(信念を永遠に貫くのは容易ではない。)

(2)動名詞を代表する形式主語

It was great fun having a talk with you.

(あなたと話せてとても楽しかった。)

It is no time stopping off at the grief.

(悲しみに暮れる時間はありません。)

(3)強調構文の形式主語

It was she who wrote the invitation to you.

(あなたに招待状を書いたのは彼女です。)

It was not my mother that woke me up this morning.

(今朝、私を起こしたのは母ではありませんでした。)

(4)that節を代表する形式主語

It‘s natural that people get emotional.

(人が感情的になるのは自然なことです。)

It is my fault that the project could not make the deadline.

(プロジェクトの期限を守れなかったのは私の責任です。)

・You made it clear that you have no interest in seeing me.

(あなたは私に会うのに興味がないことを明らかにしました。)

(5)that節以外の名詞節を代表する形式主語

It is still uncertain whether she’s coming or not.

(彼女が来るかどうかはまだはっきりしていない。)

It doesn’t matter who will be elected.

(誰が選ばれようと関係ない。)

 

【問題】次の()内に入る適切な語句を選んでください。

It’s certainly not true ( ) the people of Britain and Ireland are cold like their winter weather!
(イギリスやアイルランドの人は、かの冬の気候のように冷たいというのはまったくの嘘です!)

to that whether who

 

【解答】

that

 

That’s all. See you next time!

Kikujiro

 

【参考文献】
 究極のイギリス英語リスニング Standard(アルク)
 スピーキング ”瞬発力” クイズ80 横山カズ(IBCパブリッシング)

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