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関西弁『~てん』

【あべのハルカス(大阪市)】
※右側のビル:高さ300m

 関西弁『~てん』は、短く話すことができ、よく使われる表現です。

 ただ、敬語ではありませんので、目上の人には『~てん』ではなく、敬語を使いましょう。『~てん』は、親しい仲間同士で使うのが一般的です。

~てん

【意味】
~したんだ、~してるんだ

【例文】

 俺な、チャリンコ乗って、本屋立ち読み行ってん。ほんで、五分ほど立ち読みして帰って来てん。チャリンコまたがってん。チリンチリンあらへんかった。
(俺な、自転車に乗って本屋に立ち読みに行ったんだ。それで、五分ほど立ち読みをして帰って来たんだ。自転車にまたがったんだ。チリンチリンが無かったんだ。)

※ M-1グランプリ2006 最終決戦 チュートリアルのネタ『自転車のチリンチリン』より引用

 標準語は()で表しています。関西弁は短いフレーズで話せているのが分かります。
 関西弁は助詞(『を』『が』『は』『に』など)を省略して話すのが特徴なので、それも相まってフレーズが短くなっています。

 関西弁『~てん』の具体例及びフレーズのアクセントについては、大阪のおっちゃんによる解説動画をご参照ください。

▼関西弁『~てん』の使い方▼

 

ほな、おおきに。

Kikujiro

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