The Girl From Ipanema

 今回はジャズスタンダードの10曲目をご紹介します。
 これは1962年に作られたボサ・ノヴァの名曲。アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲し、ヴィニシウス・ドゥ・モライスがポルトガル語で作詞しました。御二方ともブラジル出身。
 この曲は ”Dirigível (Airship)”という題名のミュージカルコメディのために作られました。
 その後、アメリカ出身のノーマン・ギンベルが英語で作詞しました。 1964年 スタン・ゲッツ(テナー・サックス奏者)とアストラッド・ジルベルト(ボーカル)が共演したレコードが大ヒットしたことから ボサ・ノヴァは世界的に流行し、1965年度にはグラミー賞(アメリカのレコード賞)を受賞しました。
 まずは英語詞をご覧ください。和訳付きです。

 

The Girl From Ipanema
Lyrics:Norman Gimbel
Music:Antônio Carlos Jobim

 

Tall and tan and young and lovely
(長身で黄褐色の若く素敵な)

The girl from Ipanema goes walking
(イパネマの娘が歩いていく)

And when she passes , each one she passes goes “Ah”
(彼女が通り過ぎるとき、誰もが(恍惚して)”あぁ”と声を上げる)

When she walks, she’s like a samba that swings so cool
(彼女が歩いていくとき、クールにスウィングするサンバのようで)

And sways so gently that when she passes, each one she passes goes, “Ah”
(そして穏やかに心を揺さぶるから、彼女が通り過ぎるとき、誰もが”あぁ”と声を上げる)

Oh, but he watches so sadly
(しかし、彼はとても悲しげに(彼女を)見ている)

How can he tell her (that) he loves her
(どうしたら彼は彼女への愛を伝えられるのか)

Yes, he would give his heart gladly
(そう、彼は喜んで自分自身の想いを捧げるだろう)

But each day when she walks to the sea,
(しかし、毎日彼女が海へと歩いていくとき)

She looks straight ahead, not at him
(彼女は真っすぐ前を見て、彼のことは見ない)

 

Tall and tan and young and lovely
(長身で黄褐色の若く素敵な)

The girl from Ipanema goes walking
(イパネマの娘が歩いていく)

And when she passes,he smiles but she doesn’t see
(彼女が通り過ぎるとき、彼は笑うが彼女はそれを見ない)

 

Oh, but he watches her so sadly
(それにしても彼は悲しげに彼女を見ている)

How can he tell her (that) he loves her
(どうしたら彼は彼女への愛を伝えられるのか)

Yes, he would give his heart gladly
(そう、彼は喜んで自分自身の想いを捧げるだろう)

But each day when she walks to the sea,
(しかし、毎日彼女が海へと歩いていくとき)

She looks straight ahead, not at him
(彼女は真っすぐ前を見て、彼のことは見ない)

 

Tall and tan and young and lovely
(長身で黄褐色の若く素敵な)

The girl from Ipanema goes walking
(イパネマの娘が歩いていく)

And when she passes,he smiles but she doesn’t see
(彼女が通り過ぎるとき、彼は笑うが彼女はそれを見ない)

She just doesn’t see, no she doesn’t see
(まったく見ない、少しも見ない)

She just doesn’t see
(まったく見ない)

 

【Words】

tan 黄褐色。lovely 素敵な。each one 一人一人が。sadly 悲しげに。gladly 喜んで。each day 毎日。samba サンバ。swing スイングする。sway 揺り動かす。gently 優しく。look straight ahead 真っすぐ前を見る。

 

続いては楽曲をご紹介します。
ボーカル付きは王道のアストラッド・ジルベルト。
インストルメンタルは天才ピアニストのオスカー・ピーターソン。

▼アストラッド・ジルベルト▼

▼オスカー・ピーターソン▼

ほな、おおきに。

Kikujiro


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